救急車で搬送 前編

GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日からチラチラほのめかしていた、最近あったある事件の事を書きますね。
 

実は、ある週末、痴呆の父が外で倒れて救急車で搬送されました。

 

父が救急車で運ばれたその日は、もうデフォルトですけれども、
父は、明け方に退職済みのシルバーの職場へいつもどおり徘徊出勤をして。
ただ、今日はいつもより戻って来るのが遅いなーと。
(いつもは8時前後に戻って来る。)

 

そして、父は昼過ぎに戻ってきて、自室に入り
なんかガタゴト引出しを開け閉めする音がして、しばらくしたら
「○○さん(元同僚)から電話があったんだって? ちょっと行って来るわ。」
と言って、また外出しようとしました。

 

仕事を辞めた父に元・同僚から電話なんてかかってくるはずもなく
当然、そんな話を父に伝えてもいないので
私と母で、「電話なんかかかってきてないよ!?」
と慌てて言って止めたのですが、

 

「だって、これがあった。」って、
3月の、仕事を辞める前の、ボケて父がシフトをすっぽかした時に
職場の人から家に電話があって、
その時の母が書いた伝言メモを取っておいたらしく

今更持ち出してきたのでした。




「それは先月の、ずっと前のメモだよ。今日の話じゃないよ。」
と、母と私2人で一生懸命説得したのですが

 

「ううん、さっき電話があって『来てくれ』って言われたんだ。」
なんて、言い出し。
(父は携帯を所有してないし、家の電話にも当然出てないので完全な妄言)

 

「誰とも電話でしゃべっていないでしょ!? 行かなくていいんだよ。」
と母と私。

 

それでも父は、「いいから、ちょっと様子見て来るから。」
と家を出て電動自転車で行ってしまいました。

 

私は、またいつもの半ボケ外出で、
一通り巡って満足したら戻ってくるだろうと思ったのだけど、
母は、「今日はいつもよりボケてるし、なんだか歩き方が変だった。」
と妙に心配しており、
私は気分転換にウォーキングに出掛けたかったのだけれど
母がすごくハラハラしていたので、私も結局、母を安心させる為に
出掛けずに一緒に家にいました。

 

そうして2時間程経った3時半頃、家に救急隊員から電話があり
父が路上で血だらけで気を失って倒れているところを通行人に発見され、
今から病院へ搬送すると。

 

 

 

 

 

お読み頂きありがとうございました。
↓ ついでにブログ村のクリックもして下さると嬉しいです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

認知症の介護地獄
ティー子をフォローする

過去記事ランダム


ひとりで楽しく、早期リタイアを夢見て

コメント

タイトルとURLをコピーしました